議長挨拶
正副議長就任
令和7年5月12日開会の令和7年第1回臨時会において、正副議長に就任しました。
竹村 圭史 議長 清水 優一郎 副議長
議長就任挨拶
市民の皆様には、日ごろから市議会の活動にご理解とご協力及びご支援を賜り、心から感謝申し上げます。
令和7年5月の第1回臨時会で議長に選出いただき、その任務と責務の重大さに身の引き締まる思いであると共に、引き続き市民の皆様の負託に応えるべく、誠心誠意努力してまいります。
さて、飯田市も人口減少、少子高齢化に歯止めがかからない状況にある中、リニア中央新幹線関連事業の着実な進展、グリーン水素の活用実験、新文化会館の建設計画、複合アリーナの建設計画等の他、市内20地区の自治組織が抱えるさまざまな地域課題など、重要な課題が山積しております。
一方で、前任期の4年間をかけて取り組んできた「議会改革の第2ステージである地方議会評価モデルの導入」は、スローガンを「『くらし豊かな いいだの未来(あす)を 市民とともに』 〜 市民のしあわせに貢献する議会 〜 」と定め、議会に期待される役割(ミッション)と議会が実現すべき理想的な姿(ビジョン)をそれぞれ4つ定め、議会が実現すべき理想的な姿(ビジョン)を実現するための今後取り組むべき課題を洗い出し、ようやく議会改革の形を整える段階までたどり着きました。
大切なのはここからで、議員一人ひとりが議会人としての高みを常に目指し向上していく姿勢を持ち続けることに議会改革の本質があると考えることから、その意識を常に持ち続け、引き続き全議員で取り組んでまいりたいと思います。
更には、1942年以来83年ぶりに無投票当選となった今回の市議会議員選挙を受け、市民の皆さんから議員定数に対するご意見を直接いただいております。
しかしながら、単に議員定数を減らすということではなく、「議案の審議をするのに必要な人数は」「市民の皆さんの声を聴くために必要な人数は」「現在の飯田市議会で取り組んでいる業務を行うのに必要な人数は」等、様々な角度からの議論が必要になってくると考えることから、まずは、「議員定数削減ありき」ではない「適正な議員定数はどのくらいなのか」という点について議論していけるよう取り組んでまいりたいと思います。
また、今回の改選により定数23名において1期・2期で17名を占める近年にない速さで議員が交代しましたが、全議員が切磋琢磨して議会の責務をしっかりと果たし、飯田市議会が市民の皆さんから信頼され続けられるよう取り組んでまいりたいと思います。
最後になりますが、引き続き市議会の活動に対しまして、より一層のご理解とご協力及びご支援を賜りますようお願い申し上げます。