令和6年度「飯田市キャリア教育推進フォーラム」を開催しました
地育力で私と地域の未来をひらく飯田のキャリア教育
令和7年2月8日(土)飯田市鼎文化センターにおいて、園・学校職員、行政職員、保護者・地域の皆様、事業所の皆様方等272名のご参加をいただき、地育力(地域の資源や人)を活用して生きる力を育む飯田のキャリア教育について、幼児期から高等教育期までの実践発表や若者の皆さんによるパネルディスカッションを行いました。この日は市内中学校2年生の代表者による結いジュニアリーダー育成講座の最終回を兼ねており、進行等を務めました。会場の皆様からも積極的な感想や質問があり、大変充実したフォーラムとなりました。飯田のキャリア教育に関わる取組を広く市民の皆さんに知っていただければと思います。
内容の概要(パンフレット)
当日の様子から
わが家の結いタイム三行詩コンクール特選表彰式
令和6年度わが家の結いタイム三行詩コンクール入選作品 (PDFファイル/3.16MB)
開会式(オープニング・佐藤飯田市長、熊谷教育長挨拶)
第1部 幼児期から高等教育期までのキャリア教育実践発表
1 竜丘保育 園年長らいおん組:たくさんの発見が合ったよ!お米っておいしいね!米作りを通して、様々な人と関わり・地域の力を活かした保育実践
2 上久堅小学校 6年生:おめでとう上久堅小学校“プレ150周年記念企画の軌跡”〜150週年の1年前から…地域と学校みんなでお祝いしょう〜
3 飯田西中学校:ふるさとのよさや課題に目を向ける地域探究学習(1年)、働く大人の生き方に学ぶ職場体験学習(2年)、地域貢献学習(3年)
4 下伊那農業高等学校 農業クラブ:おこせBamboo革命〜コロ中での発見を地域の魅力へ〜
5 飯田短期大学 食と防災サークル:ひととふれあい、体験し、学び、成長するサークル活動を目指して〜すいとん作りと、中学生や高校生とピースゼミに参加して〜
6 結いジュニアリーダー育成講座:今年度の活動報告〜私たちが学んだこと・これから大切にしていきたいこと〜
第2部 パネルディスカッション テーマ:若者のみなさんと一緒に、私とふるさとの未来を考えよう
ファシリテーター:内田 総一郎さん(南信教育事務所飯田事務所指導主事)
パネリスト:小林 真白さん(シチズン時計マニュファクチャリング株式会社)
牧内 あやめさん(飯田高等学校1年)
秦 アキラさん・菅沼 和夢大さん(ユーチューバー「エポックのじもと!」)
感想伝えあいタイム・参加者との意見交流
閉会式(北澤教育長職務代理者挨拶)
参加者からの感想
・願いと思いを持ち、人と関わって活動をしていくこと、そこには楽しさが、笑顔がつくられていくことも改めて教えられました。学校を開いて地域と共にある学校をつくっていくことの大切さと必要性を強く感じさせられました。発表された皆さんのうそのない活き活きとした笑顔が素敵でした。
・地域の問題を考えて、地域の人たちと一緒に取り組む姿に頼もしさを感じました。保、小、中、高、大と地域とのつながりを大切にしながら地育力を高めていけば飯田の底力も上がっていくと感じました。地域も元気!こどもも元気!な飯田に。
・自ら問いを立てて、地域の中で学びを広げ、生き方を学ぶ良い活動がたくさんあることが分かった。特に高校生の取組は、生徒自らが動き、考え、多くの体験ができており、深い学びが多く、素晴らしい取組だと感じた。
・がんばっている若者の話が聞けてとても良い機会でした。やりたいことに挑戦でき、周囲が応援してくれる。そんな地域になったらいいなと思いました。今までの常識にとらわれず、いろんな世代の人が同じ目的に向かって活動できたらいいと思いました。
グラフィックレコーディング
西澤智美さんにより、会の内容を絵や文字で可視化し、分かりやすくまとめてくれました。実物を3月31日まで、丘の上結いスクエア2階デッキテラスに掲示してありますのでご覧ください。
令和7年4月より「飯田学園構想」が始まり、「飯田型キャリア教育」は「みらい創造教育」と改称へ
飯田市でキャリア教育を推進していく中で大事に取り組んできた「飯田型キャリア教育」は「みらい創造教育」と改称し、さらに地域の特色を活かした学びを通して、自分の生き方・あり方を考え、自分と地域の未来を切りひらいていく力を育みます。