川路保育園での公開保育「落花生の収穫をしてみよう!」
ページID:0124419 印刷用ページを表示する 掲載日:2024年11月20日更新
飯田市立公立保育園では、信州型自然保育の認定を受け、飯田市の自然を活かした”いいだ型自然保育”に取り組み、各園がそれぞれの特色を大切にした保育を行っています。
川路保育園の公開保育
川路保育園では10月31日(木)に公開保育を行い、「落花生の収穫をしてみよう!〜このマメ、どうする??〜」を主活動に年中ゆり組13名の園児の様子を保育士等が参観しました。
今までの様子
春先、「畑に何を植えようか?」の相談から「四角豆」を植えました。また、年長児に大豆の種まきを教えてもらうなど豆に関わる中で、園児が「僕の名前の豆があるよ」の一言から「色々な豆の種類がある事を伝えたら面白いかも」と思い、色々な豆活動を取り入れてきました。数種類の豆を見たりアンコにして食したりすると、園児達も豆の図鑑や絵本で調べ「この豆を植えたらどうなるの?」「豆の色がお花の色なんだに、きっと!」等々園児達の中で豆談義が盛り上がりました。その中で「ピーナツも豆だよね?」という園児がおり、担任の中に「落花生を見せてあげたい」という思いが膨らみ、地域の方のご行為で今回の収穫体験に繋がりました。
落花生の収穫
当日は「落花生の生え方を知ってほしい」と願い、こども達の今までの経験から「豆は枝に実っている!」の考えを受け止めたまま川路農園へ向かいました。 川路農園で「どれが落花生かな?」と見渡し、「これだよ」と教えてもらうと、予想したものと違うことにきょとんとしていましたが、土から顔を出している落花生を見つけて驚き、蔓を引っ張ると根にたくさんついていて大はしゃぎ。さらに土を手で夢中になって収穫していきました。 園に戻ってからは、映像で振り返り、「これどうしたい?」の問いに、「人形作りにしたい」など今まで楽しんでいた自然物制作への意欲が高まったり、「食べたい」「給食先生に聞いてみようか」などやりたいことへの思いが膨らんだりした時間となりました。
午後の時間は、参加した保育士が『こども達の心が動いた!』と感じた瞬間を撮った写真を見合いながら、こども達の心情を考えたり、こどもが伸びようとしている姿に、どう自分達は寄り添い保育して行ったらよいか、を話し合ったりして学び合いました。