ふるさと子ども夢学校を行いました(千代小・千栄小・上久堅小)
竜東中学校区3小学校の5・6年生が農業宿泊体験を行いました
ふるさと子ども夢学校は、平成21年度より始まった農業宿泊体験です。今年も10月3日(木曜日)〜4日(金曜日)に一泊二日の日程で、まちづくり委員会の支援をいただき、37人が地域の農家で実施しました。雨がふっていましたが、長靴、カッパで作業をしたり、室内でできることをしたりするなど、雨の日ならではの農家の過ごし方も体験できました。初めて話をするような児童たちが農家で一夜を過ごすことで仲良くなり、地域の良さを実感するとともに、進学する竜東中学校での生活に期待する様子も見られました.
受け入れ農家の方との対面式
千栄小学校へ集合し、3校の児童と10軒の農家の方との対面式を行った後、それぞれの農家に出発しました。初めて話をする児童もおり、不安と緊張のスタートでした。
農家での様子
児童の感想
- 初めて伝統野菜の千代ネギをスコップを使って収穫して、夕ご飯や朝ご飯で食べました。とてもおいしかったです。上久堅には小野子にんじんがあるなど、それぞれの地域に特産の伝統野菜があることが分かりました。
- 雨が降っていない時には畑の作業をしました。さつまいも掘り、栗拾い、ししとうやパプリカの収穫では、たくさん採れてうれしかったです。家では畑の仕事はすることがないので、頑張りました。
- 雨が降ってきたので、振り込み詐欺防犯のためにお年寄りに配る水引のうさぎなどを作りました。夜は五平餅づくりをして、みんなで食べるととても美味しかったです。家で作ったことがなかったので、いい経験でした。
- 農家さんの家は居心地がよかったです。初めは緊張していましたが、初めて出会った人とも一晩いっしょに過ごして、すごく仲良くなれました。またいっしょに活動したいです。
お別れ式
代表の農家の方から
ここで生まれて、ここで80年暮らしている。縁があって「ふるさと子ども夢学校」をしているが、新しい出会いがある。最初はこどもたちも、受け入れ農家も緊張する。我々の時代とは違うが、二日間過ごして、こどもたちから感動や感激をもらって、地元にいて受け入れをしてよかったと思う。今回は雨だったので直売所に行った。みんなで地元の新たな発見をすることができた。この竜東の地で生まれたことを大事にしてほしい。
農業宿泊体験を終えて、昨日よりもいい顔をして帰ってきました。家が農家でも、農家のお手伝いをしたことがないという児童もいて、実際に働く体験や農家の方と話をすることで、地域のよさを実感することができました。このような体験に好意的に取り組んでくださった地域の方とのつながりを大事にし、この地域を誇りに思い、心豊かに成長していくことを願っています。