令和5年度ふるさと子ども夢学校を行いました(千代小・千栄小・上久堅小)
竜東中学校区3小学校の5・6年生が農業宿泊体験を行いました
ふるさと子ども夢学校は、平成21年度より始まった農業宿泊体験です。新型コロナウイルス感染症のため中止が続きましたが、4年ぶりに9月28日(木)〜29日(金)に一泊二日の日程で、3校43名が、まちづくり委員会からの支援をいただきながら、地域内の11軒の農家で実施しました。
目的
竜東中学校区小中連携・一貫教育「めざす子どもの姿」
○ 自ら考え人と関わり、進んで行動できるたくましい子ども
○ ふるさとを誇りに思う、豊かな子ども
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1 他校の友だちや農家の方とのふれあいを楽しむ
2 親元を離れて民泊することにより、一人でできることを増やす
3 農家の方がどんな思いで野菜やお米を育てているかを感じ、感謝の気持ちをもつ
4 竜東地区(千代・千栄・上久堅)の良さを発見する
事前学習
竜東中学校区の3小学校は、修学旅行などの行事や教科の学習などをいっしょに行っています。
今年の当番校となった上久堅小学校が中心となり、オンラインでの顔合わせを行い、準備を進めてきました。
体験1日目
受け入れ農家の方との対面式
上久堅小学校へ集合し、3校の児童と農家の方との対面式を行った後、児童はそれぞれの農家に出発しました。
農作業等の体験
それぞれの農家さんの計画で様々な体験をしました。夕食準備にも関わり楽しい夕食や団らんを過ごし、就寝しました。
体験2日目
起床・朝食準備・朝食・農作業
暑い中でしたが、それぞれの農家さんでしっかりと働きました。みんな仲良くなり、たくさんの笑顔があふれていました。
お別れの式
それぞれの農家で農業宿泊体験を終えた児童が、上久堅小に集まり、お別れ会をしました。
<児童の感想>
Aさん:稲刈りと脱穀の仕事をしました。農作業は簡単だと思ったけれど、とても大変でした。これがおいしいお米になったりするから、農家さんはすごいと思いました。みんなで食べたご飯は、家とは違う料理で、とてもおいしかったです。
Bさん:違う学校の人と農家の班になり、仲良くなれてうれしかったです。
Cさん:畑に肥料をまく仕事が一番大変でした。農家さんはこれを一人でやっているのかと思うと、農家さんは本当にすごいと思います。夕飯の五平餅作りは、班の人と協力してできて楽しかったです。
すっかり農家の方と仲良くなりました。農家の方は、「楽しかったです。稲刈りの時期で、いろいろな作業をしてもらいました。みんな仲良く協力していました。本当に楽しかったです。」と伝えてくださいました。家が農家でも、農家のお手伝いをほとんどしたことがないという児童もいて、実体験を伴いながら班の人と泊を伴う貴重な体験ができました。別れは寂しいですが、地域の方なので、これからもお会いできます。このような体験に好意的に取り組んでくださった地域の方々との繋がりを大事にし、この地域を誇りに思い、心豊かに成長していくことを願っています。