下水道事業の経営について
下水道事業の経営状況
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飯田市の公共下水道事業は、昭和24(1949)年11 月に事業認可を受け県下で最も早く管路工事に着手しました。
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その後、平成7(1995)年3月には「飯田市下水道整備基本計画」を策定し、平成25(2013)年度までに汚水処理人口普及率(総人口に対する下水道、浄化槽による処理人口の合計人口の割合)を100%とする「市民皆水洗化」を目指してきました。
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平成25(2013)年度末の整備基本計画終了をもって管路整備が概ね完了したことで、「整備拡大」から「維持管理と健全経営」へと大きな転換期を迎えました。
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平成26(2014)年3月には「第1次飯田市下水道事業経営計画(H26-H30)」を策定し、地方公営企業法の適用や下水道施設・管路の長寿命化対策・地震対策及び下水道事業のあり方検討など具体的な施策を掲げ事業推進を図ってきました。
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平成28(2016)年4月から地方公営企業法の適用を行い、平成29(2017)年3月に「第1次飯田市下水道事業経営計画」に長期的な収支見通しを加えた「飯田市下水道事業経営戦略」を策定しました。リニア開業を見据え、貴重な社会基盤である下水道施設の機能維持・向上を図るとともに、安定した経営を確保し公共用水域の水質保全と安全・安心で快適なまちづくりを進めています。
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今後の下水道事業についてのベースとなるストックマネジメント計画を策定するため、平成30年12月に「第1次飯田市下水道事業経営計画」を2年延伸し、適切に下水道事業を管理する体制を整えました。
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令和3年3月に「第1次飯田市下水道事業経営計画」と「飯田市下水道事業経営戦略」を統合し、「飯田市下水道ビジョン(飯田市下水道事業経営戦略)」と改定し、未来に引き継ぐ資産・機能・技術を整理し、安全・安心でくらし豊かなまちづくりを支える下水道を目指します。