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飯田市の下水道の歴史

ページID:0062946 印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月19日更新

下水道事業のはじまり

  • 飯田市の公共下水道事業は、市街地の大半を消失した昭和22(1947)年4月の大火による復興都市計画事業として、昭和24(1949)年11月に事業認可を受け県下で最も早く管路工事に着手しました。

  • 昭和34(1959)年7月に上郷別府に終末処理場が完成し、市の中心部の汚水処理を開始しました。その後、昭和43(1968)年に下水道組合を設立し、鼎町、上郷町を含めて周辺部への事業拡張を行いました。昭和52(1977)年4月に松尾終末処理場が完成し、併せて処理区域を拡大しました。

  • 昭和59(1984)年12月に鼎町と、平成5(1993)年7月には上郷町との合併により一部事務組合は解散し、公共下水道事業は飯田市に引き継がれました。

市民皆水洗化の推進

  • 平成7(1995)年3月には「飯田市下水道整備基本計画」を策定し、公共下水道事業・特定環境保全公共下水道事業・農業集落排水事業・小規模集合排水処理施設整備事業・合併処理浄化槽設置事業を取り入れ、平成25(2013)年度までに汚水処理人口普及率(総人口に対する下水道、浄化槽による処理人口の合計人口の割合)を100%とする「市民皆水洗化」をめざすこととしました。

  • その後、平成10(1998)年6月に「第2次飯田市下水道整備基本計画」、平成12(2000)年6月に「第3次飯田市下水道整備基本計画」、平成15(2003)年9月に「第4次飯田市下水道整備基本計画」、平成18(2006)年5月に「改定第4次飯田市下水道整備基本計画」、平成21(2009)年5月に「第5次飯田市下水道整備基本計画」と5度にわたり計画の見直しを行ってきました。

  • また、平成21(2009)年度からは経営の効率化を図るため、農業集落排水事業特別会計を下水道事業特別会計へ統合しました。

維持管理の時代へ

  • 平成25(2013)年度末の整備基本計画終了をもって管路整備が概ね完了し、平成28年度の汚水処理人口普及率は97.0%となっています。

  • また、下水道事業が「整備拡大」から「維持管理と健全経営」へと大きな転換期を迎えることから、平成26(2014)年3月に「第1次飯田市下水道事業経営計画(H26-H30)」を策定し、地方公営企業法の適用や下水道施設・管路の長寿命化対策・地震対策及び下水道事業のあり方検討など具体的な施策を掲げ事業推進を図ることとしました。

  • 平成28(2016)年4月から地方公営企業法の適用を行いました。

  • 平成29(2017)年3月に「第1次飯田市下水道事業経営計画」に長期的な収支見通しを加えた「飯田市下水道事業経営戦略」を策定し、リニア開業を見据え、貴重な社会基盤である下水道施設の機能維持・向上を図るとともに、安定した経営を確保し公共用水域の水質保全と安全・安心で快適なまちづくりを進めてまいります。

 

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下水道事業の沿革


飯田市上下水道局
経営管理課水道課下水道課住所:長野県飯田市大久保町2534 Tel:0265-22-4511
下水浄化センター住所:長野県飯田市松尾明7716 Tel:0265-23-1772