むし歯を予防しましょう
ページID:0109787 印刷用ページを表示する 掲載日:2023年10月27日更新
むし歯ってどうしてなるの?
歯垢(プラーク)の中の細菌が、糖分を餌にしてつくり出した酸によって歯のカルシウムとリンが溶け出します。歯の表面ではこの歯が溶ける(脱灰)と、歯が元に戻る最石灰化を常に繰り返しており、このバランスが崩れるとむし歯になります。
予防のポイント
◎歯磨きをする
◎甘いものを摂り過ぎず、しっかりかんで食べる
◎フッ化物塗布やキシリトールを利用する
フッ化物(フッ素)でむし歯予防
フッ化物の3つの働き
✭歯の石灰化(修復)を促す
✭むし歯菌の働きを抑制する
✭歯の質を強化する
使用方法
✭歯科医院で塗る方法
高濃度のフッ化物は歯科医院で塗布することができます。
3ヶ月から半年ごとに塗布します。
✭フッ化物配合歯磨剤を利用する方法
年齢別フッ化物歯磨剤の濃度と使用方法 (日本小児歯科学会・口腔衛生学会推奨)
フッ化物濃度 | 使用量 | 注意事項 | |
---|---|---|---|
歯の萌出〜2歳 | 900〜1000PPM |
米粒程度 (1〜2mm程度) |
・1日2回、仕上げ磨き時に保護者が行う ・うがいができない場合、歯磨き後にガーゼ等で拭きとっても良い ・子どもの手の届かないところに保管する |
3歳〜5歳 | 900〜1000PPM |
グリンピース程度 (5mm程度) |
・1日2回特に就寝前が効果的 ・歯磨き後15cc程度の水で1回ゆすぐ |
6歳〜成人・高齢者 |
1400〜1500PPM |
歯ブラシ全体 (1.5〜2cm程度) |
・1日2回特に就寝前が効果的 ・歯磨き後15cc程度の水で1回ゆすぐ |
年齢別フッ化物配合歯磨剤濃度と使用方法 (PDFファイル/728KB)
「歯みがきやる気アップカレンダー(幼児期)」印刷してお使いください。
歯みがきカレンダー(1週間) (PDFファイル/1.15MB)