子育てしながらやりたいことを実現できる(Iターン 木田さん)
Iターンで飯田市に来られた木田さんに お聞きしました
移住者氏名 ・ 年 代
木田 菜美子さん 30代
出身地 ・ 移 住 年 月 ・ 移住先
東京都品川区 2016年3月 上郷地区
家 族 構 成 ・ 職 業
夫婦、子ども1人 似顔絵師
移住までの経緯・概要
人形劇の美術家を目指して香川県にある人形劇研究所にお世話になっていた頃、夫と知り合いました。その後、父が体調を崩し家族で介護が必要になったため東京に戻りました。5年ほど東京で暮らしていた時に、子どもが生まれ育児する中で、子育ては都会でしたくないと考えるようになり、移住先の候補地を探していました。そんな時、夫に飯田で人形劇を広めるための仕事への打診があり、まち全体で人形劇を盛り上げている飯田ならと移住を決めました。
似顔絵は、短大の時に文化祭で似顔絵を描いた経験からその魅力を知り、以後講座などを受けながら独学で学んできました。現在の主な活動は市内を中心に企業や地域のイベント等に出張し描いています。
よかったこと・苦労したこと
東京、香川で暮らし、飯田は三か所目の土地ですが、実際に暮らしてみてとても品のいいまちという印象があります。人々や街並みもきちんとしているし、落ち着いた雰囲気があります。子どもを育てる環境も、東京と比べて幼稚園の舎や園庭は広いし、公園はたくさんあるし、思いっきり遊べます。ただ、雨が降った時に屋内で思いっきり身体を動かせる環境は少ないように思います。
幼稚園がお休みの時や時間外に何かあれば、ファミリーサポートセンターという制度があり、安心して子どもを預けられるので、夫と私の仕事が重なったときに利用しています。東京と比べてサポート体制の安心感が違う上に、都会より安価で助かります。
移住を検討している方へのメッセージ
仕事さえ見つかれば、こんなに暮らしやすく、文化的で温かいまちも珍しいのではないでしょうか。また、相手が移住者でも一生懸命な人に対して、やんわりと応援してくださいます。人形劇ひとつとっても市民がまちをあげて応援しているのも凄いことだと感じています。飯田は子育てしながらやりたいことを実現できる場所です。いつかは、私も地元に信頼されて愛される似顔絵師として、街の顔のひとつになれたらと思っています。一緒にまちの顔になりませんか。
くらしの様子
人形劇団京芸さんと一緒に 栃木での似顔絵教室
りんご並木在来屋のわんちゃん お客様似顔絵