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飯田マイクログリッドの総合情報
このページでは飯田マイクログリッドについての情報を発信していきます。
飯田マイクログリッドの最新情報
「飯田マイクログリッド」発動訓練を実施します
飯田市と中部電力株式会社では、環境省選定「脱炭素先行地域づくり事業」を通じて、地域の皆様とともに防災力・災害レジリエンスの強化に取り組んでおり、この一環として、川路4区・5区の一部のエリアで、大規模停電などの非常時にも自立運転して電気を供給する地域マイクログリッド「飯田マイクログリッド」の構築を進め、令和6年度末までに設備・システムの整備を完了しました。
この度、非常時に自立運転機能が正常に作動することを確認する訓練を、以下の日時で実施することといたしました。
対象エリアの皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
実施日時
令和7年10月12日(日曜日)午前10時30分頃から午後4時30分頃まで
荒天などの場合の延期
台風の接近による荒天などの場合には、10月19日(日曜日)の同時間帯に延期します。
延期する際は、10月10日(金曜日)夕方までに、本ページと近隣エリアへの防災行政無線でお知らせします。
訓練に伴う停電について
この訓練では、対象エリア内において、自立運転を開始する際と終了する際に、それぞれ最長30分程度の停電作業を伴います。
また、訓練の性質上、自立運転中も一時的な停電が発生することがあります。
訓練の詳細について
訓練前にはあらためて、対象エリア内のみなさまへ当日の注意事項をお知らせします。
川路4区・5区の皆様への配布文書
令和7年7月30日付け組合回覧にて、次の文書を川路4区・5区の皆様へ全戸配布いたします。
対象エリアを確認していただく際は、文書中の図面にお目通しください。
訓練の実施に関するご相談
訓練の実施に際してご心配ごとがある方は、ゼロカーボンシティ推進課地域エネルギー政策係までご連絡ください。
飯田マイクログリッド構築の歩み
飯田マイクログリッドは、飯田市と中部電力株式会社が共同で提案し、環境省から選定を受けた「脱炭素先行地域」における主な取り組みの1つとして構築を進めてきました。
飯田マイクログリッドの構築に関連するページ
飯田マイクログリッドの概要
「飯田マイクログリッド」は、川路地区に建設された「メガソーラーいいだ」を主な電源施設に位置付け、既存の配電系統を活用して構築した地域マイクログリッドです。
飯田マイクログリッドの紹介動画
中部電力株式会社電力技術研究所のウェブサイトで、飯田マイクログリッドの紹介動画を公開しています。
地域マイクログリッドとは
エリア内の電力需要量や再エネ発電量を把握・調整し、独立して電力供給体制を実現することができます。
平常時
再エネ電力の効率利用を促進 → エネルギーの地産地消
非常時
自立運転機能で電力自給自足 → 地域の災害レジリエンス強化
飯田マイクログリッドの構築
環境省に選定されている「脱炭素先行地域づくり事業」の主な取り組みとして、川路地区の一部をエリアとする地域マイクログリッドを構築しています。
蓄電システム (直電容量1,963kWh)
昼間の太陽光発電の余剰電力を充電し、夜間に放電することで、太陽光発電を有効活用
EMS(エネルギーマネジメントシステム)の構築
- エリア内の電力需要量や再生可能エネルギー発電量を予測し、電力の需給バランスを調整
- 再エネを最大限活用するため分散型電源の運用を最適化
飯田マイクログリッドの構成
発電規模 約1,120kW
- メガソーラーいいだ(1,000kW)
- 低圧太陽光発電設備(エリア計約120kW)
需要規模 約300kW
- 高圧需要家 2件
- 低圧需要家 70件程度
非常時の電源供給先避難施設等
- 川路小学校(収容人数200人)
- 川路保育園(収容人数140人)
- 川路5区公民館(収容人数50人)
- ハートヒル川路
- かわじデイサービスセンター(収容人数90人)
- 川路児童クラブ