「飯田マイクログリッド」の運用開始式典を行いました
飯田市では、中部電力株式会社との共同提案「既存配電系統を活用した地域マイクログリッドによる人をつなぎ地域をつなぐまちづくり」により、令和4年度に脱炭素先行地域として選定を受けています。
この中で、飯田市川路地区にある「メガソーラーいいだ」を主要電源施設とし、既存の配電系統を活用し、新設する蓄電池とEMS(エネルギーマネジメントシステム)によりマイクログリッドエリアを構築する取組を行ってまいりました。
地域マイクログリッドの構築により、大規模停電の発生時等における電力確保が可能となり、地域の災害などへの対応力を強化することが期待されます。
このたび、脱炭素先行地域づくり事業として行う地域マイクログリッドの構築が完了し、「飯田マイクログリッド」としてその運用を開始することから、令和7年2月25日に関係者を招いて運用開始式典を行いました。
運用開始式典の様子
飯田マイクログリッドの運用開始にあたり、テープカットを行いました。
(写真左側から、川路まちづくり委員会会長、飯田市長、中部電力電力技術研究所長、中部地方環境事務所長)
飯田市長、中部電力電力技術研究所長の手によって、蓄電池の稼働ボタンが押されました。
中部電力の開発担当者から、エネルギーマネジメントシステムに関する説明が行われました。
地元である川路保育園の園児による可愛らしいダンスが披露されました。
式典終了後、現地視察が行われ、メガソーラーいいだに隣接する蓄電池などの見学が行われました。
飯田市では、これからも脱炭素化の取組を通じた地域の課題解決に向け、積極的に施策を展開してまいります。
事業の詳細については、中部電力株式会社のWEBページ(外部リンク)もご覧ください。