環境首都コンテストで『明日の環境首都賞』を受賞しました。
こんにちは、週末のキャンドルナイトはとても素敵でしたね。さっそく、エコカフェいいだやエコハウスのページにリポートが上がっているようです。
さて、6月6日、環境首都コンテストの表彰式が行われ、飯田市は、『明日の環境首都賞』を受賞しました。
環境首都コンテストは、全国13のNGO/NPOからなる、環境首都コンテスト全国ネットワークの主催する持続可能な社会に向けた政策を総合的に評価するコンテストです。15分野、200ページにも及ぶ質問票で、全庁的な政策がチェックされます。
2001年度より昨年度までの10年間、行われたコンテストに、飯田市は第1回から毎年、参加しています。市の環境政策に対して、内部での進行管理だけでなく、外部の目による評価を受けるためです。
環境首都コンテストでは下記の4条件を満たすと『日本の環境首都』の称号が得られます。
環境首都コンテスト(第10回)『日本の環境首都』の条件
- 総合で第1位であること
- 総合点が満点の70%以上であること(714点以上/1020点満点)
- 15分野中、3項目以上が満点の90%以上の点数を得ていること
- 15分野中、満点の50%以下の点数の項目が3項目以下であること
2009年度までに、この厳しい条件を満たす自治体はなく、最終回である2010年度に最初の環境首都が誕生するのが注目されました。
そんな中、今回のコンテストでは、水俣市が見事に上記の4条件を満たして、『日本の環境首都』の称号を得ています。
飯田市は上記の2番目~4番目の条件を満たしたものの、総合順位で惜しくも5点水俣市にはおよばず、第2位との評価を受けました。
しかし、これは、環境首都と実質的には、ほとんど差がないという評価をいただき、『明日の環境首都賞』を受賞しました。
飯田市は、『明日の環境首都賞』の他に、下記のようなたくさんの賞を頂きました。
- 総合 第2位
- 人口規模別表彰
第1位 (人口規模 第4群/人口10万人以上、30万人未満) - 部門別表彰
地球温暖化対策部門 第1位 (人口規模 第4群)
住民参画部門 第1位 (人口規模 第4群) - 全回参加 特別表彰
- 質問分野別表彰(該当の質問分野において、全参加自治体中トップ)
B 環境マネジメントシステム
G 住民のエンパワーメントとパートナーシップ
I 自然環境の保全と回復
K 風土を活かした風景づくり
L 持続可能なまちづくりと一体化した交通政策
M 地球温暖化防止・エネルギー政策 - 環境に配慮した産業分野 産業別トップ表彰
工業
観光業 - 環境のまちづくり 飛躍賞(総得点上昇率トップ10賞)
- 魅力ある環境のまちづくり 特別表彰(先進事例数10以上/飯田市は最多先進事例創出)
また、下記の3事例が他の自治体の参考になる先進事例として選ばれました。
- 定住圏自立構想を積極的に具現化
- 木質ペレット普及の仕組みづくり
- 地域活性化を目指した金融政策室の設置
さらに、下記の2つの事例は先進事例の中でも優れているということで特別表彰を受けています。
- おひさま0円システム
- 環境配慮型工業の成果がすごい飯田市
月曜日に行われた表彰式には、多くの職員と市民のご参加を頂きました。
表彰式の後には、意見交換会も開かれ、白熱した議論が行われました。
表彰に訪れた環境首都コンテスト全国ネットワークの方々は、翌日に、飯田市内の、ロータリー、かざこし子どもの森公園、地場産センター、明星保育園の視察されて、帰路につきました。
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