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溝口の塚古墳と宮垣外遺跡の出土品を飯田市有形文化財に指定しました。

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年6月14日更新

 飯田市上郷別府の溝口の塚古墳と宮垣外遺跡から出土した考古資料を新たに飯田市有形文化財に指定しました。いずれも平成8~10年に国道153号線のバイパス建設に伴う発掘によって出土しました。

溝口の塚古墳出土品(みぞぐちのつかこふんしゅつどひん)

 溝口の塚古墳は、飯田下伊那地方に前方後円墳が出現する時期の古墳です。今回指定された出土品は竪穴式石室および墳丘、周溝から出土した甲冑、鉄剣、鉄刀、鉄鏃(矢じり)、玉類、やりがんな、鋤先(すき先)、埴輪、土師器(はじき)、須恵器(すえき)などです。
 そのうちの甲冑は大和政権から地方の支配者へ配布されたものとされ、畿内中央政権(大和政権)と当地方の関係を示す資料として重要です。また副葬品からは朝鮮半島との関係もうかがえ、中央を介した半島との関係を考える上で貴重な資料です。

溝口の塚古墳出土 甲冑

▲溝口の塚古墳出土品 甲冑

宮垣外遺跡 土坑64出土品(みやがいといせき どこうろくじゅうししゅつどひん)

 宮垣外遺跡の土坑64からは、馬具類のうち轡(くつわ)、鞍金具(くらかなぐ)、輪鐙(わあぶみ)、革帯の留金具、飾りなどが出土しました。
 当地方は古墳時代の馬に関係する出土品が多いことに特徴がありますが、その中でも宮垣外遺跡出土品は馬具の一括資料としてまとまっており、5世紀後半頃に飯田下伊那地方が馬の生産地として定着していたことを示すものとして重要です。

宮垣外遺跡出土 馬具類

▲宮垣外遺跡土坑64出土品 馬具類

刊行物のご案内 

  新指定の出土品については、平成23年に飯田市美術博物館で開催された「黄金の世紀」展図録(一冊1,800円)に掲載されています。販売は次の施設で取り扱っています。

  • 飯田市美術博物館(飯田市追手町2-655-7 電話0265-22-8118)
  • 飯田市上郷考古博物館(飯田市上郷別府2428-1 電話0265-53-3755)