水佐代獅子塚のエドヒガン
ページID:0062668 印刷用ページを表示する 掲載日:2024年1月17日更新
水佐代獅子塚のエドヒガン(みさじろししづかのえどひがん) 1本
区 分:飯田市天然記念物(平成12年11月22日 市指定)
所在地:飯田市松尾水城3457
所有者:飯田市松尾水城区
概 要:
胸高周囲約5.0m、樹高約17m、樹枝範囲東11.5m、西8.7mの古木で、古墳の上に根を張っています。市内では最も早く咲くエドヒガン(※1)で、この桜が咲いて数日すると飯田市街地でも桜が一斉に開花する、春の訪れを知らせる桜です。
松尾地区内では八幡神社の杉に次ぐ巨木で、地域の住民からは「おたちふ(お立符)の桜」と呼ばれ親しまれています。
お立符とは、津島神社の護符を立てたことに由来します。
※1 エドヒガン:春の彼岸(ひがん ※2)の頃に咲くことから名がつけられたといわれています。
※2 彼岸:昼と夜の長さがだいたい同じになる春分・秋分の日の前後3日の7日間で、春分の日は3月20日頃です。
水佐代獅子塚古墳は、墳丘54.2mの大きさの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん ※2)です。
古墳時代中期(約1500年前)に造られてと考えられており、馬の管理によって中央政権と強いつながりがあった飯田を代表する古墳の一つで、国史跡に指定されています。
※2 前方後円墳:円形の盛土に、台形の盛土がつながり、上から見ると鍵穴の形をした古墳をいい、ヤマト王権(大和朝廷)と強いつながりがあります。
見学・注意事項
○見学や写真撮影は、周辺にお住まいの方へご配慮ください。
交通・アクセス
○JR飯田線「伊那八幡」駅 徒歩8分
○中央道飯田ICより車で約10分
○駐車場あり