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中郷獅子舞

ページID:0048485 印刷用ページを表示する 掲載日:2017年5月1日更新

中郷獅子舞(なかごうししまい)

区 分:飯田市民俗文化財(平成10年11月27日 指定 ※上村指定

所在地:飯田市上村中郷

概 要:

あくまばらい
まい

新築や結婚などのお祝い事で演じられた獅子舞で、もともとは疫病(えきびょう)や飢饉(ききん)などから逃れるため獅子の太神楽(だいかぐら)舞を奉納し、百獣の王といわれる獅子の力を借りて悪魔を払ったといわれています。獅子には雄獅子と雌獅子があり、普段は雌獅子が舞い、雄獅子は縁起が悪いので出してはいけないとされました。正式には獅子舞と三番叟(さんばそう)からなります。

起 源

慶応2年(1866)に遠山新七・山崎与吉が発起人となって大鹿村から師匠を迎え習得したとも、二人が大鹿で習ってきたともいわれています

出し物

三番叟

獅子舞に先立ち、烏帽子(えぼし ※1)、赤い正絹(しょうけん ※2)、袴(はかま)を付けた女性二人が、太鼓や笛の囃し(はやし)に合わせて舞います。獅子舞の前に場を鎮める意味合いがあり、足踏みをして場を清めるので、座開きともよばれます。

三番叟は歌舞伎の幕開けの祝儀で舞われる舞いです。歌舞伎から採り入れられたと考えられますが、現在大鹿歌舞伎や下條歌舞伎などでも演じられることはなく、下伊那で唯一の芸能といわれています。

※1 烏帽子:明治時代以前に用いられていた、男子の袋状のかぶりものです。

※2 正絹:混じりけのない絹地、絹織物をいいます。

練り獅子

獅子頭を手に持ち、幌の中に四人が入って道中を舞って歩きます。掛け声に合わせて頭を上げ下げし、左右に振ります。現在は雄獅子もそろえてにぎやかに舞うようになっています。

幌の舞い

舞い手は振袖姿で頭をかぶり幌を両手で持ち、後取りは幌の後ろを巻いて首にかけ、獅子の左右を動き回ります。後取りはおかめ面をつけておどけ、棒とササラを持ち、こすり合わせて音を出します。

正面・右・左・正面と四回舞います。

(のさ)の舞い

幌を巻きあげ、右手に鈴、左手に幣を持ち、後ろに尾のように巻いた幌を首にかけた後取り一人が従います。

天照大神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸(あまのいわと)にお隠れになったとき、太鼓・笛の神楽囃子と天鈿女命(アマノウズメノミコト)の舞いにあやかって獅子が面衣装で舞うものとされています。

正面・右・左・正面に舞い、再び幌の舞いに戻ります。

交通アクセス

中央自動車道飯田ICより車で50分(中郷地区まで)

関連サイト・書籍案内

『遠山谷北部の民俗』 飯田市美術博物館 2009

飯田市立図書館(外部リンク)でご覧いただけます。