秀水美人画美術館 第126回常設展
展示のご案内
第126回常設展 『美人画―秀水の画いた女性たち』
秀水美人画美術館では、第126回常設展として、『美人画―秀水の画いた女性たち』を開催します。
今回は、秀水の『美人画』を展示します。
美人画のルーツは浮世絵です。
浮世絵は、江戸時代に始まった木版画や絵画の様式で、その時代の人々の日常生活、風俗や文化を表現する役者たち、また風景などを描き、大衆に広く親しまれました。
なかでも、喜多川歌麿などに代表される女性を描いた作品は美人画とされ、姿だけではなく、美意識やファッション、生活様式など当時の流行を反映するものとして、都市で生活する人々の中に浸透していきます。
明治時代になると、女性の内面の美しさを表現しようとした上村松園や鏑木清方、伊東深水などの新しい美人画が人気となり、題材は静澄で妖艶な姿の女性へと移り、木版画から肉筆へと画風も変わります。
そして、この流れを引き継ぎ、昭和の時代に美人画の世界で活躍したのが浅井秀水です。
変化の時代を生き抜く女性の『美人画』の世界をご覧いただければ幸いです。
会期
令和7年9月7日(日曜日)~令和7年12月4日(木曜日)
展示作品
「語らい」「晩涼」「宵待草」「点茶」など21点
作品紹介
主な作品を紹介します。
«時雨» «点茶» «洗い髪»
ご利用案内
開館時間
午前9時30分~午後5時 (入館受付終了 午後4時30分)
入館料
一般200円(160円)、高校生無料、小中学生無料 観覧券は、「秀水美人画美術館」、「飯田市考古博物館」の共通券となります。
※( )内は20名様以上の団体料金。
休館日
月曜日、祝日の翌日、年末年始
※月曜日が休日の場合は翌日
浅井秀水について
浅井秀水は、大正8年(1919)、長野県下伊那郡上郷村飯沼(現 飯田市上郷飯沼)に生まれ、飯田高等女学校(現 飯田風越高等学校)、女子美術専門学校(現女子美術大学日本画科)を卒業後、伊東深水に師事。
昭和30年(1955)に第11回日展に初入選。
その後、改組第2回日展から連続13回の入選をはじめ、昭和54年(1979)には、フランス美術賞展入選作「汐汲」が全作品中の人気投票No.1賞の他、フランスのル・サロン展やサロンドートンヌ展でも入選する。
平成3年(1991)には、「秀水美人画美術館」を自ら建設し、翌年上郷町(現 飯田市)へ寄贈。
平成26年(2014)、埼玉県川口市にて94年の生涯を閉じた。
作品
«伝説の沼» «久寿玉» «観世音菩薩»
«八重垣姫» «能天女 羽衣» «合歓のかげ»
秀水美人画美術館について
名称
秀水美人画美術館
よみがな
しゅうすいびじんがびじゅつかん
所在地・連絡先
〒395-0003 長野県飯田市上郷別府2428-1 (飯田市考古博物館 隣)
Tel 0265-53-3755 / Fax 0265-53-3756
施設の概要
「秀水美人画美術館」は、伊東深水に師事した、美人画を描く女流日本画家・浅井秀水による絵を展示公開している施設です。
日展等での受賞作品をはじめ、二百点を超える作品を所蔵しています。
年4回(6、9、12、3月)定期的に展示替えを行い、多くの皆さんに浅井秀水の作品をご覧いただけるようにしています。
所蔵作品には、バレエ、日本舞踊、能の一場面を題材として描かれた絵のほか、仏画や現代女性など多彩で、浅井秀水の感じた女性の美しさが表現されています。
施設の位置