地域のエネルギーに関する包括連携協定について
地域のエネルギーに関する包括連携協定
飯田市と飯田まちづくり電力株式会社(以下「まちづくり電力」)は、地域のエネルギーを軸とした地域の課題解決並びに地域経済及び社会の活性化に資する様々な事項を包括的に協働して推進するため、2019年4月1日付けで「地域のエネルギーに関する包括連携協定」(以下「本協定」)を締結いたしました。
協定の目的
本協定は、飯田市の掲げる「いいだ未来デザイン2028」の未来ビジョンの実現に向け、飯田市とまちづくり電力の両者が、地域のエネルギーを軸とした持続可能な地域づくりに協力して取り組むことを目的としています。
まちづくり電力が行う電力供給事業は、自然エネルギー由来の電力を地域から調達し、その電力を供給電力の一部として取り入れ、継続的に地域へ供給していくことで、エネルギー事業を通した地域内経済の循環及び様々な地域貢献支援を行うことを目指しています。
本協定により、温室効果ガスの削減はもとより、地域にある自然エネルギーを地域内で有効利用する「エネルギーの域産域消」の取組が進み、地域外へ流出していたエネルギー支出の抑制とそれに伴う地域内での財貨循環の効果が期待できます。
また、地域貢献支援の取組として、環境教育の実施、地域課題解決に向けた取組等を両者で協働して進めてまいります。
取組事項
本協定の目的を達成するため、飯田市とまちづくり電力の両者で協働して実施する事項を以下のように定めます。また、実施にあたっては両者で情報及び意見の交換を行い、進捗管理を図るものとします。
(1) 飯田下伊那地域産のエネルギーを多く含む電力を適正価格又は安価に供給し、地域内の財貨循環の寄与に資する事項
(2) 地域内の省エネルギーの推進に資する事項
(3) 地域内から地域外へのエネルギー支出の流出抑制に資する事項
(4) 地域内の再生可能エネルギーの活用及び創出に資する事項
(5) 地域内における二酸化炭素の排出抑制に資する事項
(6) エネルギーを軸とした地域課題の解決並びに地域の経済及び社会の一層の活性化に資する事項
(7) その他両者で協議の上協働すべきとした事項
協定期間
締結日から3年間、若しくは本協定第9条第2項に掲げる電力供給の終了期日まで
包括連携協定の内容については、以下のPDFファイルをご覧ください。
地域のエネルギーに関する包括連携協定書 (PDFファイル/710KB)
包括連携協定第7条第2号に基づく、電気需給基本契約継続の可否について
令和元年度
地域エネルギーに関する包括連携協定書第6条第1号の取組事項について、同協定書第7条の規定により取組事項の進捗状況評価を行った結果、電気需給基本契約の継続を決定しました。
電気需給基本契約の継続決定について(通知) (PDFファイル/190KB)