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環境やご近所にやさしい木質バイオマスストーブの使用方法

ページID:0079458 印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月8日更新

薪ストーブや木質ペレットストーブをお使いの方、これから使いたいとお考えの方へ

 地域の森林資源を暖房などの燃料として活用することは、地球温暖化を防止しながら地域経済を活性化させ、持続可能な社会への転換に貢献することになります。

カーボンニュートラル

 

 薪や木質ペレットを使用した暖房は、環境にやさしい暖房ですが、使用の方法を誤ると、大気や健康に影響をおよぼしたり、臭いや煙がご近所の方を困らせる原因となることもあります。

 薪ストーブや木質ペレットストーブの設置及び使用にあたっては、以下の点に注意し、炎に親しむ暮らしを楽しみましょう。

 

安全安心な設置方法について

⓵火災を起こさないよう安全な場所に設置しましょう

 消防法や建築基準法に基づく設置を行うとともに、ストーブメーカーが指定する離隔距離(ストーブと壁、天井、可燃物までの適正距離)を十分に確保し、適切な位置に設置しましょう。

 

⓶煙突の位置や高さにも注意しましょう

 煙突の位置や高さによっては、排煙が近隣の住宅の中に入るなどして、その臭いやすすに対する相談が市に寄せられることがあります。

 煙突の設計を行う際は、できるだけ排煙の影響が少なくなるよう風向き等を考慮して設置しましょう。

 自宅だけでなく、近隣の家の窓やベランダ、吸気口の位置なども予め確認してから設計しましょう。

 

使い方とお手入れについて

⓵十分に乾燥した薪や木質ペレット燃料を使いましょう

 薪やペレットに含まれる水分量が多いと、不完全燃焼が起こりやすく大気汚染の原因物質などが発生することがあります。また、悪臭やすすでご近所の方を困らせることがあります。

 十分に乾燥した薪等を購入するか、少なくとも半年以上乾燥させたものを使用しましょう。(乾燥した薪は叩くと中が空洞のような音がします。)

 

⓶他のものを一緒に燃やさないようにしましょう。

 薪やペレット以外のものを燃やすことは焼却行為であり、原則法律で禁止されています。

 また、防腐剤などの塗料や農薬が付着した薪を使用したり、ゴミ類を一緒に燃やしたりすると、ダイオキシンや硫黄酸化物などが発生することがあります。

 薪は購入したものを使用するか、使用する前に塗料や農薬が付着していないことを確認するようにしましょう。

 木質ペレットは、品質規格をよく確認して安全なものを使用するようにしましょう。

 

⓷適切な時期にメンテナンスや消耗品の交換をしましょう

 こまめな清掃や点検を行うことで、快適にストーブを使うことができます。

 シーズン前後の炉内・煙突の掃除により、溜まったタールやすすを除去しましょう。(悪臭やすすの飛散を抑え、煙道火災や煙の逆流等の防止になります。)

 シーズン前後にガスケットなどの消耗品の状況を確認し、必要に応じて交換しましょう。

 3年~5年に1回程度、専門業者によるフルメンテナンスを実施することで、より長く、安全かつ快適にストーブを使うことができます。

 

近隣のみなさんに配慮しながら使用しましょう

 干している洗濯物に煙の臭いがつく、建物等にすすが付着するといった相談が市に寄せられることがあります。

 燃料の乾燥状態等を確認するとともに、風向きによってはストーブ使用を控える時間を作るなど、近隣のみなさんへの配慮をお願いします。

 

関連リンク

木質バイオマスストーブ環境ガイドブック~薪・ペレットストーブの環境にやさしい使い方~(環境省) (PDFファイル/2.66MB)

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