名勝天龍峡の保存管理計画
飯田市では、名勝天龍峡を将来にわたって保存継承するための指針として「名勝天龍峡保存管理計画」を平成18年から21年にかけて策定しました。
名勝指定からおよそ80年を経た現在、天龍峡では風水害による岩盤崩落や樹木の繁茂が進み、優れた景観の破壊の可能性や遊歩道の安全性が危ぶまれるようになってきています。また三遠南信自動車道の天龍峡架橋が計画され、天龍峡再生に向けた施策が展開される中で、新たな時代の天龍峡の創出にむけて、活用と保存の協調が必要となってきています。
保存管理計画とは、天龍峡の文化財の持つ様々な価値を個別に明らかにし、その価値の保存と活用に関する基本的な方針を整理し、保存管理のための基準を定めた計画です。
ここでは、天龍峡観光が盛んであった明治末から昭和初期の天龍峡の姿をめざして、優れた景観や文化を保存管理し、名勝を公開・活用するための施設整備などをおこなうための指針を定めています。
関連ファイル
名勝天龍峡保存管理計画(概要版) (PDFファイル/1.2MB)
名勝天龍峡保存管理計画(本文1) (PDFファイル/10.97MB)
名勝天龍峡保存管理計画(本文2) (PDFファイル/14.28MB)
名勝天龍峡保存管理計画(本文3) (PDFファイル/11.5MB)
名勝天龍峡保存管理計画(図面1) (PDFファイル/9.15MB)
名勝天龍峡保存管理計画(図面2) (PDFファイル/10.99MB)
名勝天龍峡保存管理計画(資料1)_(PDFファイル/6.84MB)
仙牀盤(せんじょうばん)と龍角峯(りゅうかくほう)
姑射橋をのぞむ 昭和11年頃(宇田小路雄一氏撮影 飯田市歴史研究所蔵)