飯田のサクラ開花の標本木
ページID:0032016 印刷用ページを表示する 掲載日:2024年1月16日更新
飯田の一本桜は近年注目を集めており、これらは、商業観光課の情報「さくらさく」で紹介されています。
http://www.city.iida.lg.jp/site/sakurasaku/
ここでは、さくらさくでは紹介されていない、文化財に関連したサクラをいくつか紹介致します。
見学の際、私有地や通行の妨げになる駐車等はご遠慮下さい。
文化財担当の桜情報 その2 「飯田のサクラ開花の標本木」
サクラの開花宣言は、気象台職員が各地のソメイヨシノの標本木の開花を確認して行います。
飯田の場合、平成16年(2004)まで、仲ノ町の測候所敷地内にある標本木で行っていました。胸高で直径1m以上はあるでしょうか。幹に発達したコブが歴史を感じさせてくれます。
上の写真は2015年4月2日の撮影です。
このサクラ自体は文化財に指定されていませんが、旧飯田測候所は、国の登録有形文化財となっています。旧飯田測候所は、大正12年(1923)に竣工され、翌年1月1日から観測が開始されました。県内に残る唯一の大正期の測候所建物です。
測候所敷地内は現在公園となっており、また旧測候所内も見学することができます。