伊賀良井用水マイクロ水力発電事業の認定式及び協定書調印式を行いました(第11号)
地域公共再生可能エネルギー活用認定事業
「伊賀良井用水マイクロ水力発電再生可能エネルギー活用事業」の認定証授与・協定書調印式を行いました
飯田市は、「再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例」(地域環境権条例)を定め、地域住民団体が主体となって進める再生可能エネルギーの利用を推進しています。
今回、飯田市大井井水管理組合(以下「管理組合」)と株式会社マルヒ(以下「マルヒ」)が地域環境権を行使して、市内の伊賀良井用水を利用したマイクロ水力発電事業が、本条例による「地域公共再生可能エネルギー活用事業」の第11号事業として認定され、平成30年10月1日に認定証授与・協定書調印式が行われました。
本事業はマルヒが固定価格買取制度を利用して売電し、運営に係る経費を除いた額の一部を管理組合へ還元する事業です。管理組合はその還元金を、伊賀良井用水の維持管理や周辺の環境整備、井水沿線地区への環境教育の提供などをはじめとした事業に活用する予定です。
今回の認定は、本条例を活用した飯田市内のマイクロ水力発電事業として初であり、農業用水路を活用した発電事業モデルとして期待されています。平成25年より実証実験に着手し、マルヒが発電に適したオープンクロスフロータイプの水車発電機を開発し、事業化のための課題を解決しながら、地域への公益的な還元を含めた事業展開が可能となり、この秋を目途に事業を開始する予定です。
今後も飯田市は、地域環境権条例を活用した市民による再生可能エネルギー事業をより一層応援してまいりますので、ご興味を持たれた方は担当までご連絡頂きますよう、よろしくお願いいたします。
事業の概要については、以下のPDFファイルをご覧ください。
認定証授与記念写真