飯田市旭ケ丘中学校太陽光発電設備設置事業の認定式・調印式を行いました(第8号)
地域公共再生可能エネルギー活用認定事業
「飯田市立旭ケ丘中学校太陽光発電設備設置事業」 認定式及び協定書調印式を行いました
飯田市は、「再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例」(地域環境権条例)を定め、地域住民が主体となって進める再生可能エネルギーの利用を推進しています。
この度、旭ケ丘中学校太陽光発電推進協議会、おひさま進歩9号株式会社が協働し、飯田市立旭ケ丘中学校の南校舎の屋根に太陽光発電設備を設置する事業が、地域環境権条例による「地域公共再生可能エネルギー活用事業」の第8号事業に認定され、平成27年12月22日に旭ケ丘中学校全校生徒及び関係者の皆さんにお集まりいただき認定式を行いました。
この事業は、平成25年の生徒会役員選挙の公約がきっかけとなったものです。この公約を実現するため、旭ケ丘中学校生徒会の皆さんが一丸となり、自然エネルギー普及のため自分たちの中学校に太陽光パネル設置することを検討しました。そして、伊賀良まちづくり協議会、山本地域づくり委員会、旭ケ丘中学校PTA、教職員と、多くの皆様が生徒の願いを叶えようと、旭ケ丘中学校太陽光発電事業推進協議会を設立し、おひさま進歩9号株式会社との協働事業として飯田市再生可能エネルギー導入支援審査会に申請され、審査を経て、事業認定されたものです。
今後、この推進協議会がおひさま進歩9号株式会社から寄附金(売電収益の一部)を受け、旭ケ丘中学校生徒会が中心となり環境教育や地域との活動のための使い方を企画して活用していきます。その活動を、地区や学校が全面的に支えて協力していきます。
また、おひさま進歩9号株式会社が、理科室横に理科学習用の太陽光パネル発電装置を設置します。このことにより中学校での学習効果が期待されます。さらに、今回の太陽光発電設備の設置により、災害時等に地区住民が無償で使用できる非常用電源が確保されることで、地区の防災機能向上にもつながります。飯田市は、この事業を支援するため、それぞれの役割を確認するために三者により協定を取り交わしました。
飯田市は、地域環境権条例を活用した市民による再生可能エネルギー活用事業を一層応援するとともに、この事業を地域が学校を拠点として取り組む太陽光発電事業のモデルとして、今後も地域内で展開していきたいと考えています。
事業の概要については、以下のPDFファイルをご覧ください。
事業概要図 (PDFファイル/306KB)
認定証授与
第8号認定証
協定書調印
記念撮影
式の全景