小沢川小水力発電事業の認定式及び協定書調印式を行いました(第10号)
地域公共再生可能エネルギー活用認定事業
「小沢川小水力発電事業」の認定式及び協定書調印式を行いました
飯田市は、「再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例」(地域環境権条例)を定め、地域住民団体が主体となって進める再生可能エネルギーの利用を推進しています。
今回、上村まちづくり委員会とかみむら小水力株式会社が地域環境権を行使して、上村地区を流れる小沢川を利用した小水力発電事業が、本条例による「地域公共再生可能エネルギー活用事業」の第10号事業として認定され、平成30年3月20日に認定式が行われました。
本事業はかみむら小水力株式会社が固定価格買取制度を利用して全量売電し、運営に係る経費、金融機関や飯田市などへの返済を除いた額の一部を委員会へ還元する事業です。委員会はその還元金を、若者の雇用対策や移住定住支援などをはじめとした、様々な地域振興事業に活用する予定です。
今回の認定は、本条例を活用した飯田市内の小水力発電事業として初であり、小水力発電事業モデルとして期待されています。事業の検討は平成23年より進められてきましたが、平成28年9月にかみむら小水力株式会社を設立し、本格的な事業化へ向けてこれまで取り組んできました。今後は、詳細設計に着手し、2019年1月~3月頃を目途に事業開始を予定しています。
今後も飯田市は、地域環境権条例を活用した市民による再生可能エネルギー事業をより一層応援してまいりますので、ご興味を持たれた方は担当までご連絡頂きますよう、よろしくお願いいたします。
事業の概要については、以下のPDFファイルをご覧ください。
認定証授与
協定書調印
記念写真